絵本 「かぜのでんわ」

2014年4月9日水曜日

t f B! P L
今回は絵本の紹介をしたいと思います。


電話ボックス




東日本大震災で亡くなったり行方不明になった人に思いを伝えるため天国の人と通じることができる電話を設置したエピソードをきっかけに生まれた絵本です。

大槌町に住んでいる佐々木格さんが自宅の庭に設置した電話BOXにこの3年間で1万人が訪れたそうです。

天国に繋がる電話。

一方通行だけど思いが通じてほしいと私は願います。



絵本「かぜのでんわ」は、山の上にありこの世にいない人に思いを語り掛けることができる電話。
兄をなくしたタヌキの子供や様々な動物たちが天国の大切な人と話すために山の上にやってくるお話です。

自然界で生のある物はいつかは天国に行ってしまう。

でもこの世にいる人は過去の人と語り合いたい。

私はこの絵本で希望を持てた人がいっぱいいると思うし、これからどんどん絵本の力で人を救える気がします。

この本は東日本大震災で被災された方だけでなく大切な誰かを亡くした人にも是非読んで貰いたいです。

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